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佐久市の内科・腎臓・循環器及び透析。あさまコスモスクリニックです。

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長時間透析

長時間透析(6時間以上)について

 健腎は24時間絶え間なく働いていることから、末期腎不全患者の合併症や愁訴の多くは尿毒素の慢性的な蓄積、つまり、日頃の透析不足に起因していると言っても過言ではありません。従って、長時間透析によって、十分で緩やかな尿毒素除去や除水を達成することが出来れば、透析患者の尿毒症症状や体液貯留に伴う様々な合併症を回避しやすくなることは明らかです。
 長時間透析のもたらす効果としては、左室心筋重量係数や左室拡張期径が有意に減少したことなど、心機能の改善効果についての報告がなされています。更に、血清アルブミンや脂質などの栄養の指標が有意に改善し、ヘモグロビンの上昇に伴う赤血球造血刺激因子製剤(ESA)の減量と血清リン値、カルシウム・リン積の低下に伴うリン吸着剤の減量が可能となることも報告されています。

(下
記資料1)表中のグラフでNHD(Nocturnal hemodialysis:夜間長時間血液透析)と
CHD
(Conventional hemodialysis:通常血液透析)を比較しています。
※資料1・・・赤血球造血刺激因子製剤(ESA)とリン吸着剤


 また、透析時間の延長により透析量を増大させることが、患者の生命予後の改善につながる可能性も報告されており、(下記資料2)透析量の増加と体液量の適正管理という二つの視点から、長時間透析の持つ臨床的意義は大きいと考えられます。

 表中の項目について・・・RR:死亡リスク、Treatment time:透析時間、Kt/V:透析量
※資料2・・・透析時間および透析量(Kt/V)と死亡リスク(DOPPS)


 長時間透析がもたらす効果は、単純に透析量増加によるものだけではありません。血流量と透析液流量の総量が同等になるように調整した上で、通常透析群(4時間)と長時間透析群(8時間)を比較したところ、長時間透析群では尿素窒素、クレアチニン、尿酸、リン、β2―MGの除去量は有意に多く、透析後の血中尿素窒素、クレアチニン、β2―MGのリバウンド率は有意に低いことが報告されています。(下記資料3)

※資料3・・・長時間透析のもたらす効果


 この結果は、長時間透析を行うことが体内の深部組織からの尿毒素のより多い除去を可能にすることを示唆するものです。新たな透析療法である 間歇補充型HDF長時間透析を、当クリニックでお試し下さい。


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