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佐久市の内科・腎臓・循環器及び透析。あさまコスモスクリニックです。

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〒385-0021 長野県佐久市長土呂字若宮1198

HDFについてAbout A HDF

オフラインHDFとオンラインHDF

 HDFには、オフラインHDFとオンラインHDFがあります。オフラインHDFは主に後希釈法として用いられますが、瓶や補液バックに入ったサブラッドA、B、HF ソリタ等の薬剤を補充液として使用するので、ろ過に用いられる置換液量は少ないため除去効率が十分に得られない可能性があります。
 オンラインHDFは、清浄化した透析液を置換液として使用するため、大量置換が可能となり十分な治療効果が見込めます。オンラインHDFの臨床効果として、皮膚掻痒症、透析アミロイドーシスに伴う関節痛、不眠、食欲不振、栄養障害、レストレスレッグ症候群、腎性貧血、低血圧などの透析困難症があり、
大規模臨床試験での生命予後改善効果の報告(ESHOL Study)(下記資料1)もされています。

※資料1・・・大規模臨床試験での生命予後改善効果の報告(ESHOL Study)

オンラインHDFにおける前希釈法と後希釈法

 オンラインHDFには前希釈法および後希釈法(下記資料2)があり、それぞれの病態や目的に応じて両者を選択できます。

※それぞれの画像をクリックすると拡大します。

※資料2・・・オンラインHDF前希釈法および後希釈法

 たとえば、前希釈法は、透析中の血行動態を安定させたい。かゆみあるいはレストレスレッグ症候群・いらいら感を軽減するために選択されます。
 後希釈法は、溶質除去効率を高め、積極的にアルブミンを除去したい。あるいは透析アミロイドーシスによる骨関節痛を改善させるために選択されます。

あさまコスモスクリニックの透析装置システム

 オンラインHDFは透析液を置換液とし、高透過型の透析濾過膜(ヘモダイアフィルター)を使用するため、透析液中にエンドトキシン(グラム陰性桿菌の細胞膜の破片)が混入していると、体内で慢性炎症を引き起こし、貧血、アミロイドーシス、動脈硬化の悪化要因となると考えられています。その対策として透析液中のエンドトキシン濃度は可能な限り低値にする必要があり、さらにエンドトキシンの原因となる細菌の増殖も防ぐ必要があり、必然として透析液の高度な清浄化が求められることになりました。
 2008年に、日本透析医学会(JSDT)より以下のような極めて厳重な透析液の水質基準が提言されました

●超純粋透析液    細菌 0.1 CFU/mL 未満
           ET 0.001 EU/mL(測定感度)未満

●オンライン補充液  無菌かつ無発熱物質(ET)
           細菌数 10-6 CFU/mL 未満
           ET 0.001 EU/mL(測定感度)未満  


そのため、以下のような透析装置システムを構築しました。(画像クリックで拡大します。)


 当クリニックのコンソールは約4Lの逆濾過透析液を使用して自動プライミング機能および自動返血機能をもつJMS製のGC110Nを使用していますが、コンソール前後で1本のETRF(エンドトキシン捕捉フィルター)が直列に接続されています。しかし、ETRF は最終の安全弁でありますが、それを設置するだけで十分ではなく,ETRF より上流の水質管理がむしろ重要であると考えられています。そこで、当クリニックでは、RO装置としてダイセン・メンブレン・システムズのNFR-1800Eを、溶解装置として東亜ディーケーケーのAHI-502、BHI-502を、供給装置として日機装製のDAB-NXを使用しました。
 また、供給装置の直後で10本の微粒子ろ過フィルター(カットール)をユニット化し、透析液をろ過してから循環させることで透析液の清浄化を実現しました。当クリニックでは、クリニック開設約1ヶ月以上前よりバリデーションを行っておりますが、エンドトキシンと細菌数はこの厳しい水質管理基準をクリアし良好な結果が得られています。
 安心してオンラインHDFを受けて頂けるものと考えておりますので、是非、当クリニックでのオンランHDFをお試し下さい。


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