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佐久市の内科・腎臓・循環器及び透析。あさまコスモスクリニックです。

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透析導入について

透析導入のタイミング

 透析導入のタイミングとしては、急性腎不全と慢性腎不全に分けて考える必要があります。
 急性腎不全とは、何らかの原因により腎機能が急激(数時間から数週間)に低下し、その結果、高クレアチニン血症、高窒素血症、体液中の水・電解質異常などが起こり、体の内部環境の維持ができなくなった状態です。より早期に透析療法を開始することで、原因となる病態を改善し、腎機能が回復するまで、腎不全により破綻した体内の内部環境を維持することが目的となります。従って、腎不全の原因となった病気が改善すれば、透析を離脱することが可能な場合があります。
 慢性腎不全とは、慢性(数カ月〜数年かけて)に進行する腎臓の病気によって、徐々に腎機能の低下が進行する状態です。その原因としては、以前は、慢性糸球体腎炎が多かったのですが、下のグラフのように近年、糖尿病腎症、高血圧に伴う腎硬化症が増加しています。(下記資料1)


※資料1・・・年別透析導入患者の主要原疾患の推移


1992年に慢性腎不全に対する透析導入基準(下記資料2)
が提示されておりますが、2013年8月にJSDT(日本透析医学会)から血液透析導入ガイドライン(案)が公表されました。


※資料2・・・年別透析導入患者の主要原疾患の推移


 透析導入時期の判断は,十分な保存的治療を行っても進行性に腎機能の悪化を認め、GFR<15 mL/min/1.73 m2になった時点で必要性が生じてきますが、実際の透析導入は,尿毒症症状,日常生活の活動性,栄養状態を総合的に判断し決定するとされています。従来、早期透析導入が導入後の生命予後を改善する可能性が指摘され、GFRが比較的高い段階で透析導入する傾向となっていましたが、近年、批判的な報告が相次ぎ、腎機能からみた透析導入時期については再検討がなされました。2010年に発表されたIDEAL研究、日本透析医学会のレジストリーによる検討から、尿毒症症状が出現しなければ、GFRは2ml/min/1.73m2~8 ml/min/1.73m2で導入することが望ましいとされています。
 末期腎不全(GFR<15ml/min/1.73m2)となり尿毒症症状が出現すれば、腎代替療法を考慮する必要がありますが、腎代替療法には、腎移植と血液浄化療法(腹膜透析、血液透析)があります。
  詳しくは腎代替療法のページをご覧ください。


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